老後資金づくり:債券

こんにちは。

今回は債券について考えてみましょう。

 

弟子

債券・・・?

師匠

投資商品のひとつじゃ

 

債券とは

弟子

債券を買うってどういうことですか?

師匠

債券を買うとはお金を貸すことなんじゃ

 

「債券を買う」とは発行体に一定期間「お金を貸す」ということです。
貸している間は利息がもらえます。(利付債)
そして満期になれば額面金額でお金が戻ってきます。
また満期前に売却して時価で現金化することもできます。

 

債券のリターン

弟子

う~ん、なんでお金を貸すんでしょうか?

師匠

債券のリターンを整理してみようかの

債券は
「債券の利息収入」
「購入価格と満期時の金額との差益
「購入価格より高く売却したときの差益
が期待できるリターンとなります。

 

債券の価格と金利は逆

弟子

債券の価格はどうなったら上がるのですか?

師匠

金利と逆なんじゃよ、金利が下がると上がるんじゃ

 

債券の価格は世の中の金利の動きに左右され、金利と逆に動きます。

世の中の金利が上がると、今ある債券の利率は相対的に低くなり、魅力が下がるので時価が下がります。
金利が下がるとこの逆で時価が上がります。これが「金利変動リスク」です。

 

弟子

じゃあ、金利が上がったら下がってしまいますよね?

師匠

そうなんじゃ

これまでずっと低金利だったため、債券価格は堅調に上昇してきました。
金利が上昇してくると債券価格は下がる要因になります。

 

デユレーション

弟子

デユレーション?ん~、難しい

師匠

デユレーションは金利感応度じゃ

債券のリスクをイメージするものとして「デュレーション」があります。
債券に投資した資金の平均回収期間を表しますが「金利感応度」ともよばれ、金利の変動に対する価格の感応度も表すものです。
デュレーションが大きいほど金利の変動に応じて価格が変動する傾向があるので、将来の金利上昇による価格下落が心配な人は、デュレーションが短いものをみてみましょう。

 

個人向け国債

弟子

よく銀行で個人向け国債って見ます・・・

師匠

個人向け国債は差損がでないんじゃ

 

個人向け国債は個人のみが購入できる債券です。

途中で現金化するときも国による保証があるため、安心ですが、利息数回分のペナルティがあります。

1万円から購入できます。

 

※感想をお寄せください。
感想をいただいた方に「老後資金づくりのポイント(PDF)」をお渡しします。

 

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