医療保険で備える

こんにちは。

今回は医療保険についてです。

病室のイラスト(背景素材)

弟子

民間の医療保険って難しくて

師匠

いろんなタイプがあるからじゃな

 

終身タイプの医療保険

死亡保険同様、医療保険にも終身タイプと定期タイプがあります。

終身タイプは一生涯の医療保障がつくもの。
定期タイプは一定期間までの医療保障がつくものです。

終身の医療保険というと死亡保険の終身保険の解約返戻金が貯まるイメージを持つ人がいますが、医療保険の終身タイプは基本的に掛捨てです。
医療保険は健康状態によって加入しづらくなってしまう場合もあります。
そのため、掛捨てではありますが、終身タイプの医療保険に加入するのが一般的です。


払込満了タイプ

保障は終身でも払込は60歳というように短期払いにすることもできます。
長期で終身払いにしているケースも多いですが、住宅ローンと同じ。
返済期間を長くすると月々の返済額が少なくて済みますが総額では多くなってしまいます。
保険も同じで、短期払いにすると毎月の掛金は多くなりますが、総額は少なく済みます。
できれば老後まで保険料の支払いを残したくないですね。

見直しは必要?

保険は契約時に保障内容が決まります。
終身の医療保険に入っても、医療技術の進歩とともに保険商品もどんどん新しい商品がでてきます。
いっぽうで、保険は健康なうちではいと入りづらくなりますし、年齢があがれば一般的に保険料は高くなります。
いったん加入すれば、万一のときに給付を受けられる権利=資産と言えます。

ただ、医療現場の変遷とともに民間保険も変化しつつあります。
そのため、終身の医療保障に加入しながら、定期的に見直しをすることが多くなっています。
たとえば今の保険で足りない部分を新規加入したり。
今の保険を減額して足りない保障を足したり、というように。

医療保険の日額

医療保険は基本的に「入院1日に対していくら支払う」という契約内容となっています。
そのため、医療保険を検討するときには「1日の入院に対していくらなのか?」「何日分まででるのか?」というところがポイントになります。

医療保険のパンフレットを見ると60日型とか120日型という言葉を目にします。
これは1入院に対する支払限度のことです。
「60日型」は「1入院につき60日まで支払います」というもの。
実際に100日入院した場合にも60日分しか支払われないということです。

当然日数が短いほうが保険料が安くなります。
最近は入院日数が短くなっている傾向があるので、医療保険も「40日型」というように支払限度を短く設定し保険料が安くなっているタイプがあります。

注意点は同じ疾病で入院と退院を繰り返した場合です。
180日あかずに再入院した場合には通算して1入院となります。
50日入院して退院し、1ヶ月後また20日入院したとしても、180日あいていないので1入院とみなします。
実際は2回で70日入院したのに、60日分しか支払われないということになります。

入院一時金タイプ

最近ではあまり長く入院させてもらえなくなってきているのが現状です。
そうすると医療保険のメリットが少なくなってしまいます。
そこで短期で入院しても定額の一時金を支払うような「入院一時金特約」が登場しています。
長期でも短期でも備えられると保障機能は充実します。
健康祝金タイプ「医療保険にはいてっても、ずっと活用したことがない」という人も多いでしょう。
健康で過ごしてきたのだからそれはそれでありがたいことです。
もしも健康であれば、定期的に健康祝金が下りるタイプもあります。
健康祝金の給付される条件を確認する必要がありますが、健康祝金によって実質の保険料を少なくすることができます。医療保険はさまざまなタイプがでています。
見直しは健康なときでないとできません。
公的保険も、どんどん厳しくなってきています。
将来に備えて、軸となる「自分保険」を準備してしまいましょう。

安静にしている人のイラスト

 

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