長期的な資産形成:株式

こんにちは。

今回は株式についてです。

弟子

株式って買ったことはないです

師匠

長期的な資産形成のひとつじゃ

株式は資産のうち、長期的な運用手段のひとつです。

 

株主になること

弟子

株を買うってどういうことなんですか?

師匠

株主になることじゃ

株式とは、株式会社が資金を調達するために発行する有価証券です。

たとえば、ある銘柄の株式を買うということは、「その株式会社にお金を出資して株主になる」ということです。

株主になると、業績が良いときには株主配当がもらえます。

ただ、業績が悪ければ配当がでないこともありますので確実にもらえるものではありません。

株主優待を受けることもできます。

株主総会に出ることもできます。

弟子

あ、トレーダーになることじゃないんですか

師匠

その会社を資金面で応援することじゃよ

弟子

株は売ったり買ったりするんですよね?

師匠

買ったり売ったりしなくても、ずっと持ってたっていいんじゃ

弟子

価格が変動するのがコワいです

師匠

そうじゃな、資産価値が変動する

株式は価格が常に変動します。

株式は市場で売却することができるので、株価が上がっているときには売却益が得られます。

逆に株価が下がると損失が出てしまう可能性があります。

 

株価の変動要因

弟子

価格はどうして動くのですか?

師匠

いろんな要因があるぞ

●業績の動向

株価は業績の動向で変動します。
「当初の予想より業績の見通しを上方修正しました」
「今期は業績が良く配当金を出します」
「今期は業績が良く前回より配当金を増やします」
「新商品を出します」
「新しい工場をつくります」
「〇〇社と合併します」
「〇〇社を買収(M&A)します」というようなの発表があったりすると株価が上がる要因となります。

 

●景気の動向

一般的に好景気は株価上昇の要因となります。

●金利の動向
一般的に金利が低くなると、預貯金の魅力が薄れ、株式市場に資金が流れて株価が上がる要因になります。

●為替の動向
円安になると、輸出企業にとっては外貨での売り上げが伸び業績が良くなるので株価が上がる要因となります。

円高になると、輸入企業にとっては外貨での輸入コストが安くなるので業績が良くなり株価が上がる要因となります。

●海外市場の動向
海外の株式市場が好調で投資活動が活発になると、投資資金が国内の株式市場にも向けられ株価も上がる傾向があります。

●海外情勢の動向

国際紛争や災害などが起こると経済活動の停滞が懸念され、投資を控えるようになり株価が下がる要因になります。このように株式はさまざまな要因が複雑にからみあって変動します。

弟子

買ったらひやひやしちゃいそう

師匠

だから長期的な資産形成で考えるんじゃ

 

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