老齢基礎年金額のざっくり計算

こんにちは。

今回は年金額のざっくり計算についてです。

 

弟子
年金額の計算ってどのようになっているんですか?
師匠

いい質問じゃのう

弟子
えへっ、ありがとうございます
師匠

年金の計算がわかれば年金の増やし方もわかるじゃろ

公的年金がいくら受もらえるのかを確認することは老後資金準備の上で重要です。

そのためには公的年金の計算のしくみを大枠で理解することです。

 

老齢基礎年金

弟子
20歳になると国民年金に入るんですよね
師匠

うむ、20歳からは60歳まで40年間国民年金に加入するのじゃ

弟子
加入していれば国民年金がもらえるんですね
師匠

国民年金に加入するんじゃが、もらう年金は「基礎年金」というんじゃ

65歳になったら国民年金からもらえる年金を「老齢基礎年金」といいます。

 

老齢基礎年金の金額

弟子
どういう計算なんですか?
師匠

保険料を納めた期間に応じて年金額がもらえるんじゃ

 

老齢基礎年金は20歳から60歳までの40年間、保険料を全て納めていれば約78万円もらえます。

 

弟子
これは年額ですか?
師匠

そうじゃ、月額にすれば約6.5万円じゃな

弟子
え?少ない・・・
師匠

保険料の未納があるともっと少なくなるぞ

 

老齢基礎年金は納付期間で減額する計算です。

78万円×(保険料納付月数)/ 480月とざっくり覚えておきましょう。

弟子
480月ってどういう意味ですか?
師匠

20歳から60歳までの40年の意味じゃ

 

40年間(480月)保険料を未納なく納めていれば、78万円×480月/480月で約78万円となります。

10年間(120月)未納があれば、78万円×360月/480月で約58万円となります。

 

未納期間は年金計算に反映されない

弟子
未納があると大変ですね
師匠

そうじゃ、保険料を払えないときは免除にするといいぞ

弟子
どうしてですか?
師匠

免除だとその期間も年金額の計算に反映するんじゃ

 

未納ではなく、免除の場合には免除の割合をかけた年金額となります。

未納のように納付期間にまったく反映されないわけではありません。

 

老齢基礎年金の金額は毎年変わる

弟子
78万円という年金額って変わらないんですか?
師匠

物価変動等により変わるぞ

弟子
物価で?
師匠

モノやサービスが上がっているのに年金が増えないと生活できないじゃろ?

弟子
そうですね・・・
師匠

だから物価等で毎年改定しているんじゃ

弟子
ざっくり78万円なんですね・・・
師匠

そうじゃ、だいたいの金額と計算を覚えておけばいいんじゃ

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