外国株式の投資信託
こんにちは。
今回は外国株式の投資信託についてです。
弟子
外国株式の投資信託で運用しているんですが・・・
師匠
外国株式の動きをチェックするんじゃな
外国株式は先進国株式と新興国株式の2つに大きく分かれます。
先進国の外国株式
先進国は経済発展が進んでいて、GDP(経済の規模の大きさ)や時価総額(株式市場の規模の大きさ)が大きく、経済や社会の情勢が比較的安定しているため、先進国株式は新興国株式と比べて比較的値動きが安定しています。
先進国株式の値動きを表す指標がMSCIコクサイです。
MSCIコクサイは米国のモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナルが算出して公表しているので、その頭文字(MSCI)がとられています。
国際的な主要国の株価指数を表しているので「コクサイ」といいます。(国債ではありません)
これは日本を除く先進国22カ国の上場企業の株価指数で、米国株式の構成比が、約6割を占めています。
ちなみに、MSCIコクサイに日本を足した23ヶ国の先進国の株価指数がMSCIワールドです。
新興国国の外国株式
新興国とは国際社会において急速に発展を遂げている国々のことです。
新興国は経済の規模も市場の規模もまだ新興国ほど大きくはなく、社会情勢や政局が不安定な面もあるため、新興国株式は先進国株式と比べて値動きが大きいのが特徴です。
新興国株式の値動きを表す指標がMSCIエマージング・マーケットです。
新興国23カ国の株価指数で、構成比は中国、韓国、台湾などアジアが約5割を占めています。
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