毎月分配型投資信託ってなあに?

 

こんにちは。

今回は毎月分配型投資信託についてです。

 

弟子

毎月分配型投資信託を活用している友達が多いんです

師匠

分配金を受け取って収入の足しなどにしたいのじゃろう

 

毎月分配型の投資信託とは、文字通り「毎月」分配金がもらえる投資信託です。

毎月分配型の投資信託は、1ヵ月ごとに決算を行い、収益等の一部を収益分配金(分配金)として毎月分配する運用方針になっています。

 

預金の利息とは違う

 

弟子

毎月利息がもらえるならいいですね?

師匠

銀行の利息とは違うぞ、投資信託は値動きがあり、元本保証される商品じゃないのじゃ

弟子

じゃあ、毎月分配型ってよっぽど運用が確かな投資信託なんですよね?でなきゃ毎月分配金がでないですよね?

師匠

本来、投資信託は分配金が必ず出るとは限らないし、金額も保証されてないんじゃ

 

投資信託は値動きがありますから、必ず利益が出て分配金が出るとは限りません。

 

投資信託のしくみ

弟子

そもそもですが投資信託ってなんですか?

師匠

みんなで大きなお金を作り、株や債券で運用することじゃ

 

投資信託はたくさんの人が何口かずつお金を出し合い、大きなお金をつくって、株や債券で共同で運用するしくみです。

自分の持ち分は口数で表されます。

みんなの大きなお金は株や債券で共同で運用しているわけですから、株や債券の値動きによって昨日より増えたり減ったりしながら毎日価格が変動します。

株や債券などの投資対象を合計して、そこから金融機関の手数料をさしひいた分がみんなのお金の総額の時価です。

これを「純資産総額」といいます。

弟子

みんなのお金がいくらになっているか、ってことですね?

師匠

そうじゃ、利益分も含めていくらかということじゃ

 

純資産総額は運用で得られた利益分も含まれています。

元本のみを表す数字ではないのです。

毎月分配型投資信託は月1回決済を行って、ここから分配金を出すしくみです。

 

普通分配金と特別分配金

弟子

みんなのお金を運用して利益を受け取るんならいいですね

師匠

ただ、必ずしも利益でもないぞ

 

投資信託の分配金は必ずしも運用による利益というわけではありません。

投資信託の分配金には、以下の2種類があります。

 

普通分配金

自分が購入した金額(基準価額)を上回る利益分からの分配金です。

 

特別分配金(元本払戻金)

自分が購入した金額(基準価額)を下回る部分からの分配金です。

これは元本の払い戻しになるため、利益ではありません

元本が払い出された分だけ個別元本は減少します。

 

弟子

え?特別分配金って利益じゃないのですか?特別感あるネーミングですが・・・

師匠

そうじゃ、これは元本が減っていることじゃのう

 

分配金は、分配方針に基づき、収益だけでなく、分配準備積立金などからも支払われます。

そして分配金は個々人が購入した金額に対してみると利益になっていない部分もあります。

 

弟子

預金の利息は完全に収益分ですよね?

師匠

そうじゃ、だから利息といっしょに思ってちゃいかんぞ

 

分配金を受け取ると複利効果がなくなる

弟子

ほかにどういうところに注意が必要ですか?

師匠

お金を複利で増やしていこうという人には当てはまらない方法じゃ

 

たとえばAさんとBさんがいたとします。

どちらも100万円を年利10%で運用したとします。

 

1年後・・・

AさんはAは利益の10万円をそのまま元本に加えて運用を続けることにしました。

Bさんは10万円の利益のうち8万円を現金で受け取り、残りの2万円を元本に加えて運用を続けることにしました。

 

2年目スタート時の2人の資産はこのようになりました。

Aさん:110万円
Bさん:102万円

弟子

Bさんは8万少ないスタートですね

師匠

うむ、現金で8万円受け取ったからじゃ

 

次の年も同じ運用を行なうと3年目スタート時は・・・、

Aさん:110万円+(110万円×10%)=121万円
Bさん:102万円+(102万円×10%)=112万2000円

その差は、8万8000円となります。

弟子

あ、差が開いてる

師匠

そうじゃ、8万円分運用に充てる機会を失ったからじゃ

 

毎月分配型投資信託はBさんのようなことなのです。

現金を受け取ることはつまり「そのお金を運用に回して利益を得られる可能性を選択しない」ということです。

 

弟子

資産を増やしたい人向きではないということですね

師匠

そうじゃ。金融商品は使い分けが大事じゃぞ

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