時間の効果

こんにちは。

今回は時間の効果についてです。

弟子

時間の効果ですか?

師匠

時間の効果は大きいということじゃ

弟子

うさぎとかめみたいにかめが勝つのですか?

師匠

かめさんの力は強いぞ

「うさぎとかめ」の話、運用にたとえて考えてみたいと思います。

こつこつと時間をかけて早くから積立をはじめたかめさんと、あとから追い上げようと積立をスタートしたうさぎさんの例です。

 

かめさんは30歳から月1万円の積立をし、60歳までコツコツと30年間積立を続けてきました。

積立元本は360万円です。うさぎさんは遅れて45歳から積立を始めました。

かめさんに追いつこうと積立額は2倍の月2万円です。60歳までの15年間で積立元本は同じく360万円です。

ともに3%で運用したら60歳時点の結果は同じになるのでしょうか?

 

結果はかめさんが60歳時点で583万円になり、うさぎさんは454万円になりました。

かめさんの圧勝で130万円近くも差がついています。驚く結果ですね。

 

運用しながら積立ていき、その収益を引き出したりせず、ず~っと続けていくと、収益も積立元本と一緒に、さらに収益をうむ原資になります。これを複利運用といいます。

複利運用では時間の効果はとても大きいのです。うさぎさんがスタートする15年前から、かめさんは複利運用をしていたので、うさぎさんがスタートしたときにはすでに原資が増えていた、というわけです。

資産を増やすには、かめさんのように少しでも早くから始めることがポイントです。

※感想をお寄せください。
感想をいただいた方に「老後資金づくりのポイント(PDF)」をお渡しします。

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