法改正でiDeCoに加入できる人が拡大

 

こんにちは。

今回はiDeCoに加入できる人についてです。

 

弟子

iDeCoは誰でも利用できるわけじゃないんですか?

師匠

加入できる人の範囲があるんじゃ

 

確定拠出年金法の改正によりiDeCoの加入者の枠が拡大されました。

かつては「専業主婦」「公務員」「企業型DCの加入者」などはiDeCoに加入できませんでした。
2017年1月からはこれらの人もiDeCoに加入できるようになりました。

 

20歳から60歳までの人

弟子

じゃあ、61歳の専業主婦でも加入できますか?

師匠

60歳までの人なら加入できるんじゃがのぅ

 

年齢の条件は拡大されてないので、加入できるのは20歳~60歳までの人です。

 

弟子

じゃあ、国民年金保険料を払ってない人もやったほうがいいですね

師匠

国民年金保険料を納めていない人は利用できないんじゃ

 

iDeCoは公的年金の上乗せ制度。

そもそも国民年金保険料を納めていない人は利用できない制度なのです。

今まで加入できず運用指図者になっていた人

弟子

企業型に加入していて会社を辞めたら加入対象外になってしまっていた人はどうしていたんですか?

師匠

掛金がかけられなかったんじゃ

弟子

あ、辞めればいいのか・・・

師匠

基本的には辞められない制度だから「運用指図者」になっていたんじゃ

 

今まで会社経由で企業型DCに加入後、「専業主婦」「公務員」「企業年金のある会社の会社員」になると、「加入者」になれず、基本的に「運用指図者」となっいていました。

 

弟子

「運用指図者」ってなんですか?

師匠

新たな掛金をかけられずにiDeCo口座のお金を運用するだけの人じゃ

 

「運用指図者」はiDeCo口座のお金を運用するだけで新たに掛金を拠出することはできませんでした。
運用収益が非課税のメリットは得られますが、掛金の所得控除を活用することはできませんでした。

2017年1月からは法改正により加入者になれるので掛金が掛けられるようになりました。

 

弟子

なるほど、そういうことですか

師匠

所得控除が受けられ、非課税で老後資金を増やせるぞ

掛金の所得控除も活かせるようになります。
(ただ、主婦の人は所得がなければ所得控除のメリットはありませんが・・・)

 

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感想をいただいた方に「老後資金づくりのポイント(PDF)」をお渡しします。

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