FIREでゆとり生活をめざす
こんにちは。
今回はFIREについてです。
「FIRE」というのは「Financial Independence, Retire Early」を略した言葉です。
訳すと「経済的自立と早期リタイア」という意味です。
アメリカでFIREブームが起きたのです。
「FIRE」はざっくりいうと資産運用をすることで得られる収入(不労所得)によって、生活費をまかなえるようにすれば資産は減らないということです。
FIREになるには
具体的には、
① 年間の生活費を計算する
② その年間生活費をまかなうことのできる資産を計算する
③ その資産を貯めて運用する
という手順で目指していきます。
生活費の25倍の資産
「FIRE」に「4%ルール」というものがあります。
これは「生活費を投資額の4%以内に抑えて4%で運用すれば資産が目減りすることなく暮らしていける」というルールです。
この「4%」はアメリカのFIRE理論の論文をもとにした考え方です。
アメリカの市場をもとにした利回りです。
これを逆に考えると「FIRE」のために必要な資産は年間支出の25倍あれば、FIREが実現できるということになります。
たとえば、年間支出が250万円だと、FIREに必要な資産は250万円×25倍=6250万円です。
この6250万円をそのまま取り崩してしまえば、25年で底がついてしまいますが
6250万円を4%で運用できれば4%の不労所得は6250万円×4%=250万円で、年間支出の250万円をそのまま得ることができます。
こうして、6250万円を減らすことなく生活できるというわけです。
積立投資で資産をつくる
たとえば、毎月3万円ずつ20年間お金を貯めると、資産総額は720万円です。
でも毎月3万円で積立投資を行い、年利4%で増やすことができれば、資産総額は約1100万円になります。
約380万円も多く準備できます。