アフター60活が重要に

こんにちは。

今回はアフター60活についてです。

弟子
老後のお金がばくぜんと不安です
師匠
貯蓄だけでなく、長く働けるように準備しておくことも大事じゃよ
弟子
やっぱり働き続けなくちゃ、ですよね
師匠
70歳まで働くことを考えるんじゃな
弟子
70歳まで雇ってこれるところなんてありますかね?
師匠
法律がそのようになったんじゃよ

2021年4月から、会社は従業員が70歳までの働ける環境を確保することが努力義務となりました。

高年齢者雇用安定法の一部が改正され、2021年4月1日から施行されているのです。

弟子
努力義務?
師匠
そうじゃ、守らなくても会社は罰則はないがのう

現在のルール

弟子
65歳までは働かなくちゃ、かな~と思ってました
師匠
そうじゃな、現行の法律もそのようになっておる

これまでは定年を定める場合は60歳以上としなければならないこと、定年を65歳未満に定めている場合は以下のいずれかの措置を講じなければならないことという決まりになっています。

①65歳までの定年引上げ

②定年廃止

③65歳までの継続雇用制度(再雇用制度・勤務延長制度等)を導入

これは2013年の高年齢者雇用安定法の改正により定められています。

定年については、定年制がある場合には2025年4月からすべての企業で65歳が義務になります。

弟子
法律で65歳までは働くようしむけてるんですね
師匠
公的年金がもらえるまでの無収入期間をなくそうとしてるんじゃ

厚生年金の支給開始年齢は、2013年から3年ごとに1歳ずつ引き上げられていて、2025年に65歳となります。

同じタイミングで定年を65歳とすることで、退職と厚生年金受給の間の無収入期間をなくそうとしているのです。

2021年4月からの努力義務

弟子
で、今回はさらに70歳・・・ですか
師匠
うむ、70歳まで働くようしむけてるのう

2021年4月からは、定年を引き上げて65歳以上70歳未満に定めている会社や、65歳までの継続雇用制度を導入している会社は以下のいずれかの措置をとることが努力義務となりました。

 

①70歳までの定年引き上げ

②定年廃止

③70歳までの継続雇用制度(再雇用制度・勤務延長制度)の導入

④他の企業へ再就職の企業間の雇用契約締結

⑤フリーランス希望者への業務委託契約

⑥起業希望者への業務委託契約

⑦社会貢献活動への従事を支援する制度の導入

a.事業主が自ら実施する社会貢献事業

b.事業主が委託、出資(資金提供)等する団体が行う社会貢献事業

弟子
後半のほう、よくわからないです
師匠
多様な働き方ができるよう会社も制度を検討しなさい、ということじゃ

④⑤⑥⑦のように、必ずしもこれまでの会社に残るのではなく、70歳まで多様な働き方で働き続けられるよう会社はさまざまな措置の検討をすることとなります。

アフター60活を準備する

弟子
コロナでリモートが増えたように、働き方もガラリと変わるんでしょうか
師匠
いろいろな形で会社とつながれるようになるかもしれんのう
弟子
会社に出勤しなくても70歳まで収入を得られたらいいなあ
師匠
努力義務だし狭き門かもしれんぞ
弟子
会社に必要な人材と思われないと・・・
師匠
セカンドキャリアの準備も必要なんじゃ

法改正により会社側はどのような制度をとるのか検討していかなければならなくなりました。

個人としては「長く働く」ことを視野に「アフター60」の働き方をプランニングすることも必要になっています。

 

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