サ高住ってなあに？
こんにちは。
今回はサービス付高齢者住宅についてです。
弟子
介護の施設っていろいろあってよくわかりません
師匠
名前がごちゃごちゃしておるしのう
サ高住は高齢者用の賃貸住宅
弟子
「さこうじゅう」ってなんですか？
師匠
サービス付高齢者住宅の略じゃよ
弟子
これは民間施設？
師匠
施設というかバリアフリーの高齢者専用賃貸住宅じゃよ
高齢者が安全で快適に暮らせるように、国土交通省が管轄となって「高齢者住まい法」という法律のもとにできたのが「サービス付き高齢者住宅」です。
弟子
どうしてこういう住宅ができたんですか？
師匠
高齢者でも安心して賃貸住宅に住めるじゃろ？
サ高住は高齢者であることを理由に入居を拒否されたり、強制退去させられたりすることなく、安定して住めるよう整備されたものです。
介護サービスはついていない
弟子
介護サービスがついているなら安心ですね
師匠
介護サービスはついとらんのじゃ
弟子
え？じゃあなんのサービスがついているんですか？
師匠
安否確認サービスと生活相談サービスじゃ
名前が紛らわしいですが、サービス付高齢者住宅のサービスは介護サービスではありません。
安否確認と生活相談サービス付きということです。
弟子
施設じゃなく賃貸住宅ってことですね
師匠
うむ、だから費用もそれほど高くないんじゃ
月額でかかる費用は家賃、管理費、食費、水道光熱費などがあります。
入居は元気な高齢者が対象
弟子
介護サービスがないならどんな人が利用できるんですか
師匠
元気な高齢者じゃ
サービス付き高齢者向け住宅は、主に「自立」あるいは軽度の要介護の高齢者を受け入れています。
弟子
介護が必要になったらどうなるんですか？
師匠
住宅と関係なく、別に介護保険のサービスを契約するんじゃ
介護が必要な場合には訪問介護など別の介護サービスを契約する必要があります。
介護度が重症化してくると、介護スタッフが常駐しているわけではないので住み続けることに限界がでてくるでしょう。
サ高住の運営会社は介護事業所を併設していたり、提携している介護事業所があるのが一般的です。
介護型サービス付き高齢者向け住宅もある
弟子
介護が重症になったらまた次の入居先を考えなくちゃならないんですね
師匠
介護のサービスがついているところもあるぞ
「特定施設」の指定を受けている「介護型」のサ高住は介護状態の人も受け入れています。
弟子
いろいろあるんですね
師匠
うむ、違いをよく理解しておくことじゃ
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