お薬手帳で医療費を安く
こんにちは。
今回はお薬手帳についてです。
お薬手帳を持っているといいことがあるんですか?
薬局で料金が少し安くなるんじゃ
2016年に診療報酬が改定されました。
薬局を利用する際にお薬手帳を持参すると料金が安くなる場合があります。
お薬手帳は無料でもらえる
どこで手帳を買うんですか?
無料でもらえるんじゃ
お薬手帳とは、いつ、どこで、どんな薬を処方してもらったかを記録しておく手帳のことです。
これは薬局に行けば無料でもらうことができます。
お薬手帳で節約
いくらくらい安くなるんですか?
そんなに大きな金額ではないがの
2016年からお薬手帳を持参した場合は管理指導料が380円になりました。
お薬手帳がない場合は500円です。
その差120円。
1割負担の人なら120円の1割で約10円、3割負担の人なら120円の3割で約40円安くなるわけです。
少しでも安くなるならいいですね?
うむ、安くならないケースもあるぞ
注意したいのは、お薬手帳を持参すれば必ず安くなるわけではないこと。
たとえば、初めてその薬局を利用する場合は、基本的に管理指導料は500円です。
その後6か月以内にお薬手帳を持って同じ薬局を利用すると管理指導料が380円になります。
これは、同じ薬局の利用や、お薬手帳を普及させるための仕組みなのです。
「お薬手帳を忘れ、その場で再発行をした場合は500円」ですので注意しましょう。
どこの薬局でもいいんですか?
ぞれじゃ。対象外の薬局もあるぞ
大病院の前などにある、いわゆる「大型門前薬局」と呼ばれる薬局などでは、お薬手帳を持って行っても、管理指導料は500円となります。
これは「大型門前薬局」ではなく「地域のかかりつけ薬局」で処方されることを普及するための仕組みでもあります。
「地域のかかりつけ薬局」で健康相談などの役割を担ってもらうことで、医療費を抑制する狙いがあります。
お薬手帳で医療費が安くなる条件
以下の点が安くなる条件じゃよ
① 6か月以内に同じ薬局を利用していること
② 利用する薬局が大型門前薬局でないこと
お薬手帳は紙ベースだけでなく電子「お薬手帳」でも管理指導料は紙の場合と同様に扱われます。
さらに機能拡充して、ジェネリック医薬品の有無や先発薬との差額計算ができるようなお薬手帳アプリも登場しています。
詳細は以下を確認してください。
日本薬剤師会 http://www.nichiyaku.or.jp/e_okusuritecho/howto.html
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